クリニック案内

アクセス

  • 電車
    横浜線 町田駅より徒歩8分
    小田急線 町田駅より徒歩12分

  • バス
    原町田三丁目停留所そば

医院名
中島医院
院長
中島 慶子
住所
〒194-0013
東京都町田市原町田2-15-2

診療科目
内科
専門外来
糖尿病、高血圧、高脂血症(コレステロールや中性脂肪が高い方)が専門です。
かぜ、気管支炎、扁桃腺炎、花粉症、膀胱炎、胃腸炎、甲状腺疾患等一般内科全般に診察致します。
漢方薬の取り扱いあります。

虫さされ、水虫、湿疹、皮膚炎、じんま疹、帯状疱疹等の軽症の皮膚科の診療可能です。

電話番号
042-722-2409

漢方診療について

漢方医学は、患者さんの自覚症状・体質を重視し、病気を身体全体のバランスの乱れととらえ、正しく整える医学です。からだが本来もっている免疫や抵抗力(自然治癒力)を高めたり、自律神経のバランスを整えることに重点をおいています。つまり、患者さんひとり一人の体質や病気の状態を見きわめながら、多角的に判断して、ひとり一人に合った漢方薬を使い分けていきます。

特に女性のからだは、女性ホルモンの影響を受けながら絶えず変化し、心と身体に影響を受けています。その微妙な変化から受ける影響は、いわゆる「不定愁訴」と呼ばれるさまざまな症状として、女性を苦しめる場合があります。(暑がり、寒がり、風邪をひきやすい、疲れやすい、落ち込みやすい…等)そのような中、昔から漢方には、女性特有の症状に効果的な漢方薬が多くあります。

当院は、医師、スタッフともに全員女性であり、小規模ですがアットホームなクリニックです。健康に関して気になることがありましたら、ゆっくりと時間をかけて、お話を伺いたいと思います。

ただし、産婦人科、泌尿器科、心療内科などの専門医への受診が必要なケースもあります。その場合は、各専門医をご紹介させていただきます。また、漢方治療に向いていない病気もあります。まずはご相談下さい。(特に妊娠希望、妊娠中、授乳中の方は、初めに産婦人科を受診して下さい。)

当院は内科であり、成人の患者様を対象に診療致しております。
小児は診療致しておりませんので、ご了承下さい。

Q&A

【Q1】
漢方薬にも副作用があるのですか?
【A1】
「漢方薬は副作用がなく安全」と思われている方も多いようですが、漢方薬も「薬」ですから、副作用はあります。
ただし一般的には、西洋薬に比べれば頻度も低く、程度も軽い場合がほとんどです。
主な副作用としては、むくみ、胃がもたれる、下痢をする、じんましんがでる、胸がドキドキする、血圧が上がる、肝臓が悪くなる…などがあります。
まれですが、重篤な副作用もありますので、おかしいなと感じた場合は、ためらわずに医師に相談してください。
また、自覚症状がなくても、3~4ヶ月に1回血液検査を受けましょう。

【Q2】
漢方薬は長く飲まないと効果が出ないのですか?
【A2】
漢方治療をされている患者さんは、慢性疾患が多いため、漢方薬を長期で服用されている方が多いのです。
漢方薬の中には、風邪などの急性症状があるときに、飲んだ後数時間で速効性を期待できるものもあります。
また慢性疾患や体質改善を目的とする漢方薬でも、体質や症状に合っていれば、一般的に飲み始めて2~4週間程度で症状の改善や、からだの変化がでてきます。
ただし、「症状が少し良くなった」と自分で判断して服用をやめてしまうと効果が出ないこともあります。医師の指導のもとで効果が出てくるのをゆっくりと待つことも大切です。

【Q3】
漢方治療はお金がかかるのでしょうか。
【A3】
「漢方治療はお金がかかる」という誤解がまだまだあるようですね。実は、漢方薬を適切に選択することで、早く、安く病気を治療できることが分かっています。
例えば、風邪に対する薬の数、治療期間などを比較した報告では、漢方薬の方が西洋薬よりも治療日数も薬剤数も少なく、しかも費用も安くすむ(約3分の1)というデータもあります。(西洋医学では、薬の数が、感染症の菌を殺す薬、熱や痛みをとる薬、咳止め、胃薬…など数種類に及びます。一方、漢方医学では、患者さんの体質や症状に合わせて、一般的に漢方薬が一つ選択されます。)
特に、一人で多くの疾患、症状を抱えている患者さんへの治療には、薬剤費を軽減できる漢方薬は医療経済的にも期待をされています。

【Q4】
漢方薬は保険がきくのですか?
【A4】
現在日本では約150種類の漢方薬が健康保険の適応となっています。
ただし、健康保険が適用されない生薬を含む漢方薬を使う場合などは、自由診療(自費診療)となります。
また、同じ名前の漢方薬であっても、医師の処方せんなしに薬局やインターネットで購入する場合は、健康保険の対象にはなりません。

当院では、健康保険がきく、漢方エキス製剤を取り扱っております。刻み生薬や煎じ薬は取り扱っておりませんので、ご了承下さい。

【Q5】
漢方薬は独特な味がして、飲みにくいと聞きました。
また、食前、食間に飲むのは忘れてしまいそうですが…・
【A5】
漢方薬は、植物、動物、鉱物などの生薬を組み合わせて、ある一定の比率で調合したもので、もともとはそれを煎じて飲んでいました。現在では、医療機関で処方される漢方薬は、煎じ薬を濃縮・乾燥し、顆粒状にしたエキス剤が主流となっています。
エキス剤になり、漢方薬独特の味や匂いが少なくなってはいますが、味や匂いが苦手で飲めないという方もいらっしゃいます。どうしても飲めないという場合など、まずは医師などにご相談ください。

医療用漢方エキス製剤は通常、食前(食事時の約30分前)または食間(食事と食事の間の空腹時)に飲むとされています。
空腹時に飲むと気分が悪くなってしまう場合などは、医師などの指示により、食後(食後30分以内)に飲むこともあります。
食事が終わったあと、飲み忘れにすぐ気付いたとしても、次の服用時間まで待たず飲んでも構いません。ただし、次の服用時に、飲み忘れた分とあわせて2回分を一緒に飲むことはよくありません。